スキューバダイビングにはいくつものルールがありますが、バディシステムもその一つですよね。バディシステムとは、潜る時にパートナーを決めて常にお互い近くにいるシステムのことで、相手の器具がキチンと作動しているか確認し合うなど安全のために必要なことなんですね。この大切なルールをスキューバダイビングをよく知らない一般の人はどう考えているものでしょうか。スキューバダイビングをしたことがない人にとって初めて聞く言葉かもしれませんが、アンケートを取り意見をうかがってみました。
バディ、相棒といった意味から推察?8割近くの人が回答!!
アンケートの結果、「バディ呼ばれるパートナーと最初から最後まで互いの近くにいるシステム」と回答した人が77%で一番多い結果となっています。
・映画でみたバディはパートナーという意味で使われていたので、同等の技術を持った相手とペアを組むことかと思いました。(30代/女性/専業主婦主夫)
・バディとは相方という意味だと思うので一緒に潜るという意味だと思ったから(30代/女性/会社員)
・バディといえばパートナーというような感じで使われていることが多いと思うから。(30代/男性/無職)
・何があるかわからないから、必ず一人で行動せず一緒にパートナーと最後まで近くにいないといけないと思う。(30代/女性/契約派遣社員)
・何かあった時にお互いが助け合える、対等な関係だどいうイメージがあるから。(20代/女性/パートアルバイト)
バディを相方、あるいはパートナーという意味合いとして考え回答した人が多く、上下関係やどちらか一方が相手に頼るといったイメージで受けとめていないようでした。対等な関係でお互い危険がないか助け合うイメージを持っているようで、海中という常に安全を心掛ける必要がある環境で大切なシステムとして捉えている様子もうかがえました。
インストラクターが自分を守ってくれる?そのイメージを持つ人も
アンケートの結果、次に多かったのが「インストラクターに最初から最後までマンツーマンで援助してもらうシステム」の回答で、続いて「インストラクターが監視している状態でダイビングをすることが許されるシステム」の回答となりました。
・インストラクターが最初から最後までしっかりとサポートしてくれることだと思います。(40代/女性/専業主婦主夫)
・水の中で何が起こるかわからないので、いつも見ててもらった方が安心出来ると思ったから。(20代/女性/契約派遣社員)
・詳しく知らないので想像ですが、インストラクターの方がマンツーマンでついてくれるのが一番頼りになるからです。(30代/女性/専業主婦主夫)
・素人がインストラクターと一緒に泳いで、もし何かあった時に守ってもらえるようにとダイビングの限界のジャッジしてもらえるように(20代/女性/専業主婦主夫)
インストラクターにマンツーマンでサポートしてもらうシステムと回答した人では、インストラクターに面倒を見てもらえるなら安全と受けとめている意見が多くありました。スキューバダイビングのことをよく分からないこともあって、自分が潜ることを想定しての考えとなったことがうかがえました。また、インストラクターに監視してもらっているシステムと受けとめた人も同様に考えているようですね。
スキューバダイビングの大切なルール!初心者でも大丈夫!!
今回のアンケートでは、バディシステムをパートナーと最初から最後まで互いに近くにいるシステムと回答した人が8割近くと多いことが分かりました。バディという言葉のイメージから回答した人も多く、お互い助け合うことの大切さを感じているようでした。
一方、スキューバダイビングに対する理解が薄い場合など、どうしても未経験の自分が潜ったらと考える傾向にあるようです。
初めてスキューバダイビングを始める人は、インストラクターがバディとして付くことになるでしょうから、その点は安心ですよね。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年04月28日〜2015年05月12日
■有効回答数:100サンプル